高齢者・障がい者福祉

 私の母は、52歳の時に脳梗塞で倒れ、高度障がい者となりました。約26年、寝たきりの母を在宅で介護しました。

 介護については、経験しないと理解できないことが多々あります。家族を在宅で介護したいと思う者が、経済的な事情や、社会の理解不足により、追い込まれてしまうケースもあります。

 最近では、私の親類が認知症になり、近隣の方々にご心配をおかけしました。認知症になった場合、同居家族も大変です。留守中など、外出を止めることができません。現在は、施設に入所しましたが、その前の段階で、精神科を受診するにも数ヶ月待ちと言われ、紹介された塙の病院に行きました。超高齢化社会となり、認知症の問題も増加しています。

 

 認知症の中で、医療措置となるケースがあります。他人の家や車に侵入するなどの事件を起こす場合です。医療措置となり、緊急的に施設入所となった高齢者がいました。その方のアパートには、ペットの小型犬がいました。通常は、センター行きです。その犬は、恐怖から歯を剥き出して威嚇しましたので、殺処分されたでしょう。現在は、県内の方の家族となり、幸せに暮らしています。

 

 26年の在宅介護経験を活かして、市民の皆様のお役に立ちたいと思います。

 

                                 


●生活困窮高齢者対策 この4年間に、ガス水道電気電話のない生活をしていた市内在住高齢者3名に出会いました。生活改善する途中で、お一人は亡くなりました。毎日訪問していたので、第一発見者となりました。もう一人は、施設に入所後に亡くなりました。もう一人は、お元気です。

 

●運転免許返納後の移動手段問題 相談が増えています。タクシー券を増やすなどの施策が必要です。ご家族がいても、皆さん働いているため、病院などへの通院が難しい。また、家族であっても気を使うとの声を聞きます。

 

●死と同じく恐ろしい認知症の予防 他人の家に侵入するなどの行動があった場合、医療措置となる場合があります。つまり、認知症のため警察から施設に行くわけです。緊急的に入所となるケースもあります。認知症予防は、重要です。

 

●老老介護支援 ご夫婦間の老老介護だけでなく、超高齢者となった親の介護を高齢者がされているケース、高齢者のお子さんの介護を超高齢者のお父さんやお母さんがされているケース、障がい者のお子さんの世話を高齢の親御さんがされているケースなど、たくさんの介護家庭があります。

 

●物価高騰により苦しくなっている生活の支援 急激な物価高騰により、年金生活者や片親家庭などの生活が苦しくなっています。特に食料品の高騰が家計を打撃しています。国民年金だけが収入源の高齢者は、生活のために働き続けなければならない。病院に行きたくてもお金がないという声を聞きます。早急な支援が必要です


 

皆様からご意見を頂戴しながら、これらの問題に取り組んでいきます。

 

物価高騰で、生活が苦しくなっています。中でも、年金生活者の生活が苦しくなっています。早急な対応が必要です。